@ どの地域のお話を作るか決めましょう。
住んでいるところでも、違うところでも、東京都内ならどこでもOKです。
現在作品が発表されている地域は、街興しナビの右サイドメニューで確認できます。
(どの地域の作品も随時募集していますが、まだ作品が発表されていない地域のものをお送りいただけると、
掲載される可能性が高まりますよ^^b)
A 選んだ地域の昔話や伝説、歴史上の話などを調べます。
図書館やインターネットで調べたり、昔からその地域に住んでいるお年寄りなどに聞いたりするのもいいですね。
B 題材にするお話が決まったら、いよいよ作成に入りましょう。
お話の流れに沿って、絵を描きます。
パソコンで直接描いても、紙に書いたモノをパソコンに取り込んでも、どちらでもOK。詳しくは後述します。
C 絵が出来上がったら、パソコンで動画に仕上げます。 詳しくは後述します。
D 出来上がった作品を、生涯学習研究所まで送ってください。CDまたはDVDでご郵送ください。
〈題材にするお話について〉
出来上がった作品が、3分程度になるような題材を選んでください。
選んだお話の著作権がどうか確認してください。
著作権が発生するお話だと、せっかく応募いただいても、インターネット上で発表できません。
図書館などの本から調べた場合は、本の発行元に問い合わせてください。
インターネットで調べた場合は、サイトの制作者に問い合わせてください。
人伝に聞いた話でしたら、ご本人に了解を得てくださいね。
〈絵について〉
紙にクレヨンや色鉛筆、絵具などで描いた絵を、スキャナーやデジカメでパソコンに取り込んでもいいですし、
お絵かきソフトなどをお持ちでしたら、直接パソコンで描いても、もちろんOKです。
お話の内容に沿って、7枚〜10枚用意してください。
画用紙などの大きな紙に描いたものを、スキャナーで取り込む場合は、サイズを小さく設定してください。
ファイル形式は、GIFやJPEGなど、なるべく小さくしてください。
〈動画について〉
Windowsのパソコンでしたら、標準で入っている「Windows ムービーメーカー」で簡単に作成できます。
出来上がった作品は、なるべく10MB以内になるようにしてください。詳しい使い方は、次に説明します。
「Windows ムービーメーカー」を使って『おこしばい』を作る方法
【用意するモノ】
・Windows ムービーメーカーの入ったパソコン
・絵のデータ(7個〜10個)
・ナレーションを入れるためのマイク
・お話の原稿
*Windows Media Playerでの再生ですので、MacのPCではWmvは作成できません。
【作ってみよう!】
1 スタートボタン→すべてのプログラム→Windows ムービーメーカーを開きます。
2 左側に“作業”のメニューが表示されています。“読み込み”の中の“画像”をクリックします。
3 絵のデータが保存されているフォルダを開き、どれかひとつの絵のデータを選択。
「読み込み」ボタンをクリックし、データを読み込みます。
この作業を繰り返して、すべての絵のデータを読み込みます。
4 ここで、一旦保存しておきます。上部メニューバーのファイルから“名前を付けてプロジェクトを保存”を選択し、
分かりやすい名前を付けて保存します。
5 画面下部分に、“ストーリーボード/タイムライン”どちらかに切り替えられる下向き三角▼マークがあります。
ここでは、“ストーリーボード”を選んでみましょう。
6 この“ストーリーボード”に、絵のデータをお話の内容に沿って、1枚目から順番にドラッグ&ドロップします。
7 すべての絵のデータをストーリーボード上に置いたら、ここでいったん再生してみましょう。
巻き戻しボタンで先頭に戻してから、再生ボタンをクリックします
8 絵が1枚目から順番に映し出されます。これが作品の基本形です。
ここから、ナレーションを加えたり、ナレーションと絵の表示時間を合わせたり、
絵が切り替わるときの効果(切り替え効果と呼びます)を入れたりして、完成を目指します。
9 それでは、ナレーション(お話の内容)を入れてみましょう。
ここでは、絵ごとに区切って録音します。
「何枚目の絵ではここまで読む」と、分かりやすいように印をつけておきましょう。
10 パソコン本体に、マイクの絵が描かれた差し込み口があると思います。
そこへマイク端子を差し込みます。
11 “ストーリーボード/タイムライン”切り替えボタンで、“タイムライン”を選択してください。
12 ナレーションを入れたい絵の先頭まで、タイムライン上の緑の四角マークをドラッグします。
13 “ストーリーボード/タイムライン”切り替えボタンをクリックすると、メニューが出ますので、
上から3番目“タイムラインのナレーション”を選択します。
14 “ナレーションの開始”ボタンをクリックして、マイクに向かって、絵1枚分のお話を話します。
終わったら“ナレーションの停止”をクリックします。
すると、今、録音した内容を保存するためのダイアログが出ますので、
分かりやすいよう名前を付けてから保存ボタンをクリックし、保存してください。
保存されると、“オーディオ/音楽”の欄に、ナレーションの枠が表示されます。
15 もし録音中につっかえたり、間違ったりした場合は、“ナレーションの停止”ボタンをクリックして録音を止め、
出てきた保存のダイアログボックスでキャンセルボタンをクリックすれば、OKです。
16 ナレーションの枠をクリックして再生ボタンを押せば、録音した音声を聞くことができます。
聞いてみて気に入らなければ、枠の内側で右クリック→削除で消してから、もう一度録音し直してください。
17 14の作業を繰り返して、最後の絵の分までナレーションを入れます。
ナレーションを入れ終わったら、“閉じる”ボタンをクリックし、元の画面に戻します。
ここではまだ、絵とナレーションのタイミングが合っていませんが、後で編集しますのでそのままで大丈夫です。
☆別途用意した音楽のファイルを読み込んで、音楽を入れることもできます。
音楽を使用するときは、著作権に注意してください。著作権フリーのものや、
ご自身で作曲・演奏したものを使用してください。
18 次に、ナレーションと絵のタイミングを合わせましょう。
タイムライン上でドラッグすることで、簡単に表示時間を変更できます。
ここでは、ナレーションの枠を基準に、絵の表示時間を変えていきます。
19 ナレーションの枠の長さに合わせて、対応する絵の枠をドラッグして長くします。
長くしたい絵の枠をクリックすると、太線で囲まれた選択状態になります。
マウスカーソルを、絵の枠の右はじに持っていくと、赤い両矢印⇔に変わります。
変わったところでドラッグして、下のナレーションの枠の長さと合わせます。
20 順番にこの作業を繰り返し、すべての絵とナレーションの長さを合わせていきます。
21 長さを合わせ終わったら、巻き戻しボタンを押して、最初から再生してみましょう。
だいぶ、完成に近づいてきましたね。
22 仕上げとして、「切り替え効果」を入れていきます。
“ストーリーボード/タイムライン”切り替えボタンで、“ストーリーボード”を選択してください。
23 左側にあるメニューの真ん中あたり、“編集”から“切り替え効果”をクリックします。
ここで、前の絵から次の絵に、どんなふうに切り替わっていくかを設定することができます。
気になる効果を選んでクリックすると、右側の画面にサンプルがでます。再生ボタンを押して、
どんな効果なのか確認してみましょう。
24 お話や絵の内容に合った効果が見つかったら、その効果のアイコンをドラッグして、
ストーリーボード上の絵と絵の間の四角部分に置いていきます。
操作を繰り返して、すべての切り替え効果を選びます。
25 巻き戻しボタンを押して、最初から再生してみましょう。
イメージ通りになっているか確認してください。
26 イメージ通りに出来上がったら作業終了です。
ここで、作業の内容を保存しておきましょう。
メニューバーのファイルから“プロジェクトの保存”をクリックして上書き保存します。
27 画面左側の作業メニューの下の方にある“発行先”から“このコンピュータ”をクリックしてください。
28 “ムービーの発行”という画面が表示されます。
ファイ名に作品の名前を入力し“次へ”ボタンをクリックします。
“ムービーの設定を選択する”画面が表示されます。
真ん中にある“圧縮サイズ”を選択しなるべく10MB以下に設定してください。
29 “発行”ボタンをクリックすると、パソコンが動画ファイルとして保存する作業に入ります。
この作業には、少し時間がかかります。
保存が終わったら、Windows ムービーメーカーでの制作は終わりです。終了してください。
30 作品がきちんと保存されているか、確認してみましょう。
スタートボタンからビデオフォルダを開きます。
作品のアイコン上でダブルクリックすると、Windows メディアプレーヤーが起動し、再生されます。
無事再生されれば、きちんと保存されています。
お疲れ様でした!これで、あなたの『おこしばい』は完成です。
*送り先は下記参照 作品はCDまたはDVDでご郵送ください
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